“カールじいさんの空飛ぶ家”の無料視聴・ネタバレふう解説とオッサンてき感想！

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※配信状況、月額料金、特典などは２０１７年１１月現在のものです。
配信打ち切りになるサイトも御座いますので視聴される場合は、お気に入りのサイトの公式ホームペイジでご確認ください。

カールじいさんの空飛ぶ家 のレビュー・感想

子供も大人も楽しむ ことが出来る極上のエンターテインメント作品だ！と、僕は思います。単身赴任先で好きなビールを飲みながらＤＶＤで何度！視聴したことか・・・、何度見ても飽きない作品でした。

亡き妻との約束を果たすため、７８歳のおじいさんが、家ごと風船で空へ旅立つという驚きに満ちた物語が、観る者の冒険心をくすぐるんですわー。
色彩豊かな映像にもワクワクしますし、主人公カールじいさんの亡き妻への思いにも、心動かされるます。
もしも僕が、カールじいさんの境遇におかれた時、亡き妻にそれほどの思いを持つことができるだろーかー・・・。

キャッチコピーに「　愛する妻が死にました―　だから私は旅に出ます　」　ってありましたが、僕にも云えるだろかー・・・。
勿論、いくつになっても、旅に出る理由はありますがねー・・・。

カールじいさんの空飛ぶ家 のネタバレふう解説

勇敢な冒険家マンツに憧れる少年カールは１軒の空き家で、同じく冒険好きでマンツに憧れる少女エリーと出会い意気投合するんですわー。

成人した二人はやがて結婚し、初めて出会った空き家を新居とするんですよー。
二人はマンツが消息を絶ったというパラダイスフォールの「　伝説の滝　」について語り合い、いつか二人で見に行こうと約束するするんです・・・。

この映画！なーんか、心が洗われる！、とでも言いますかー・・・うまい言葉が見つからないけど・・・多分、人生こそが最高の冒険なんだ！とも思えますよー。

二人は子供も授からないままでしたねー、日々の生活でなかなか「　伝説の滝　」への旅行費用が貯まらないのです。
でもある日、カールがついに渡航チケットを手に入れた矢先に、悲しいかな・・・エリーは病気に倒れ、亡くなってしまうんです。

最愛の妻を失ったカールは、街の開発計画によって周囲に高層ビルが建設されていくなか、
妻との思い出が詰まった家を守るため、立ち退きの要求を頑固に拒み続けています（　このあたりは、僕は頑固すぎると思うのだけど・・・　）。

ところがある日、立ち退きを迫る相手にねー、誤ってケガをさせてしまい、立ち退かざるをえなくなってしまいますのや。

これをきっかけに、妻との約束を果たす事を決心し、１万数千個？もの風船をねー、家に結びつけて、家ごと南米の秘境・パラダイスフォールを目差して飛び立ちますぞー。
そー！、妻となしえなかった旅に出るんですよー。

家の基礎からバリバリと音をたてて家が浮き上がるんですぞー、まさに空を飛ぶ家なんですわー。

ところが飛び立った後で、おもわぬ同行者に気が付きますぞー。

それは「　お年寄りのお手伝いバッジ　」を手に入れて自然探検隊員としてのランクアップを目指している、ラッセルという少年が家に入り込んでいたんですわー、

気付いたときは既に遅しですわー。

ラッセル少年はカールに「　お年寄りのお手伝いバッジ　」入手に必要な書類に、何が何でも署名をしてくれー！と、しつこく頼みますのやー。
そんなラッセルの助けもあって、二人は「　伝説の滝　」のあるパラダイス・フォールにたどり着くのです。

しかしねー、着地したのは「　伝説の滝　」から離れた場所だったんでだよねー。

ラッセル少年の提案で、家が浮くことが出来る限界の３日後までに、家ごと滝まで移動しようと計画します。

家をロープで引っ張って移動している最中、ラッセルが巨大な怪鳥・ケヴィン、そしてケヴィンを追っていた犬・ダグと遭遇します。
こいつら二匹をペットにしたい！と、カールに懇願しますのや。

成り行きで二匹も同行する事になったんですわ・・・このあとは視聴してお楽しみくださいねー。

そうそう、ここからはかなりのネタバレになりそうですが、登場人物の紹介をしておきます。
出典はWikipediaからです。

カール・フレドリクセン　　この映画の人公ですよ、無口で頑固な老人です。
冒険好きだった少年時代に同じ冒険好きの少女エリーと出会い、結婚します。
本来は口数が少ないが子供好きの優しい性格でエリーと初めて出会った家を新居にして幸せに暮らしていたが、エリーを病気で亡くすと、エリーとの思い出が詰まった家を守ろうとするあまり頑固な性格になる。
ラッセルと旅をする内に本来の自分を取り戻していく。

エリー　　カールの妻で大変活発な夢追う少女時代に、空き家で冒険の魅力に目覚め始めたカールと出会い意気投合、自身が作った「冒険クラブ」に誘い、これを機に、親交を深めてカールと結婚しますのやー。
二人はお金を貯めてパラダイス・フォールへの旅を考えていますが・・・。
長年の日々を２人で幸せに暮らしていましたが病気に倒れてしまい、約束を断念せざるを得ない死の直前に子供の頃に大切に作り上げた「わたしの冒険ブック」をカールに託すのです。

ラッセル・キム　　好奇心旺盛なボーイスカウトの少年。肥満体型の８歳。
仕事にかまけて一度も会話をしたことがない父親と話すべく「お年寄りの手伝いをする」という任務を遂行し、「お年寄りのお手伝いバッジ」の授与式に父を出席させるため、何かできないことはないかとカールに付きまとっていたんです。
カールの旅立ちの際に家に紛れ込み、旅に同行することになる。

ダグ　　首輪に犬語翻訳機をつけた犬。
マンツの犬軍団の一匹で命じられた任務を遂行しようとしていたが、仲間達からは落ちこぼれ扱いされており、常に一匹で行動している。
カール達と行動を共にするうちにカールを主人として慕うようになるんですわー。

ケヴィン　　マンツが生涯を賭けて捜し求めている伝説の怪鳥。
体長12フィート（３m6６５cm）で、カラフルな羽毛をもっています、足跡の形状と外見から、ラッセルからはシギだと思われている。

チャールズ・F・マンツ　　３０年代に活躍した冒険家で、子供時代のカールやエリーが憧れていた存在ですぞー、現在は９４歳だー。
「パラダイスの滝の怪物」とされる怪鳥の骨が偽物と断定されたことで、冒険家協会の協会員資格を剥奪され、名誉挽回のため「怪物を生け捕りにするまで戻らない」と宣言し、南米へ再び旅立っています。
洞窟に飛行船を置きアジトとし、犬軍団を従えて怪物（ケヴィン）を探し続けていますのやー。

アルファ　　マンツの犬軍団のリーダーであるドーベルマン。
彼の犬語翻訳機は故障していて、ちょっとしたショックで声が高くなったりと翻訳が怪しくなる。

カールじいさんの空飛ぶ家 の主な俳優さん・声優さん

監督                     ピート・ドクター

音楽                      マイケル・ジアッキノ

脚本                      ボブ・ピーターソン、ピート・ドクター

主な俳優さん・声優さん

カール・フレドリクセン役は　エドワード・アズナーさん　声優は　飯塚昭三さん

チャールズ・F・マンツ役は    クリストファー・プラマーさん　声優は   大木民夫

ラッセル・キム役は    ジョーダン・ナガイさん　声優は     立川大樹

ダグ役は   ボブ・ピーターソン さん　声優は   松本保典

ベータ役は　  デルロイ・リンドーさん　声優は  檀臣幸

ガンマ役は   ジェローム・ランフト さん　声優は   高木渉

アルファ 役は    ボブ・ピーターソン さん　声優は  大塚芳忠

トム  役は     ジョン・ラッツェンバーガーさん　声優は    楠見尚己

アナウンサー役は     デヴィッド・ケイさん　声優は   垂木勉

エリー（子供時代）役は     エリザベス・ドクターさん　声優は     松元環季

カール（子供時代）役は      ジェレミー・レアリー さん　声優は    吉永拓斗

イディス巡査 　役は     ミッキー・マッゴーワンさん　声優は   梅田貴公美

スティーブ  役は      ダニー・マンさん　声優は   小形満

看護士ジョージ　役は　  ドナルド・フュリラブさん　声優は   多田野曜平

看護士AJ　役は   ジェス・ハーネルさん　声優は　 朝倉栄介

ストラウチ 役は    ピート・ドクターさん　声優は   滝知史

ケヴィン は   原語版流用

オメガ　役は   ジュシュ・クーリーさん　声優は  三宅健太、渡辺穣

カール・ヘンドリクセンさん　声優は　　飯塚昭三　（飯塚さんは他にも、忍たま乱太郎の稗田八方斎をやってますね）

犬のダグ　　　　　　　声優は　　松本保典（サザエさんのノリスケさん役が有名どころですね）

あとがき

カールじいさんの冒険の目的地「パラダイスの滝」は、南米ベネズエラに実際にある「エンジェル・フォール」がモデルとなっているそうですよ。

この映画はアニメ映画としては初めて、第62回カンヌ国際映画祭のオープニング作品となったんですよ。

第67回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞・作曲賞を受賞していますね。また第82回アカデミー賞にて、アニメーション映画としては1991年の『美女と野獣』以来史上2度目となる、作品賞候補入りも果たしたようです。

初上映から今日まで根強い人気のアニメ映画ですし、僕からも視聴を御勧めしたい作品です。