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黄泉がえり 映画 無料 フル視聴の方法・ネタバレふう解説とオッサンてき感想!

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なんかを紹介します。
この記事は下記のようにしておりますので、ご参考にどうぞ!

はじめに

これねーあとでも書きますけど、続編の「黄泉がえりagain」がねー熊本日日新聞で、2017年7月1日から連載されていたんですよー、観たい観たい!ですわー。

私ねー温泉の”黄泉”かなー、黄泉だから硫黄温泉かなー?なーんて、最初は思いましたんやー。
そしたら違いました!、”よみがえり”と読むんでしたわー、一気にオバケの話になって・・・日本語は奥がふかい!・・・。

題名は、亡くなった人が黄泉(よみ)から帰って来るという意味でした。

熊本市およびその周辺では、亡くなったはずの人が蘇って来るという言い伝えが残っています。
一種の超常現象ですねー、そうした言い伝えをもとに、熊本に在住のSF作家・梶尾真治さんが執筆した小説を映画化したんですねー。
最近、この映画が再び、話題になっているみたいで、ネットにアップされているレビューも多いです。

ちょっとネタバレだけど、物語の中で、益城町を走る布田川活断層の熊本市寄りの場所で、「震度7以上の揺れ」が起きる!!!と云うくだりがあるんですよ!。

益城町ですよー、益城町!。

これって!、2016年に起きた熊本地震を予言していませんかー!!!、でしょう!でっしょう!!、ビックリしたなー・・・。

2017年7月1日から「熊本日日新聞」土曜夕刊で、続編「黄泉がえりagain」の連載が始まっているようです。

2016年に発生した熊本地震後の熊本都市圏を舞台に「パワーアップした黄泉がえり」が起こるという設定だそうですが、観たいものです。

もともと、「黄泉がえり」は1999年の4月から、2000年の4月1日まで、熊本日日新聞の夕刊に連載されていたんですねー。

原作のSF作家・梶尾真治さんは熊本にお住まいで2017年現在69歳だそうですよ、ご自身のツイッターによりますと、

「熊本の片隅に棲息する無位無官の年金生活者。
山奥でキノコやら山菜やら探し徘徊したり、呼吸するように映画を観ます。
SFを書いたりもする」、

とありましたぞー。
白髪交じりのひげをはやした、牧歌的雰囲気の方でしたよ!。

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※2017年11月現在、“黄泉がえり”を動画配信しているサイトは残念ながら見つかりません、TSUTAYA DISCASの宅配レンタルしかないと思います。

紹介する配信サイトは、
① インターネットにつながっているパソコン、タブレット、スマホ、
テレビで観たいときに観たい作品が視聴できます。
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③ 勿論、ウイルス感染の心配も無く合法的に安全に視聴できて、無料お試し期間
(2週間〜1ヶ月)も有り、途中解約も問題なくできます。

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黄泉がえりのレビュー

原作に忠実ではないと云われています、私は原作を読んでいないので判りません。

しかしオドロオドロしい物語でありながら、それを感じさせなかった演出は良いと思いました。

ゾンビというか、霊が霊らしく登場すると、僕は途中退場したと思いますよ。

僕にも亡くした人への思いはありますし、もし再び話すことができたら、あれも、これも話してみたい願望があります・・・。
映画の流れに、そうした僕の思いも重なって、凄く身近で日常的にさえ思えました。
昨今の映画の中では良心的な映画だったと思いますし、こうした真面目な作風の映画もあってよいと思います。

感動した!とかじゃなくて、淡々と普段着の様に視聴できましたから。

それから、登場人物に方言が感じられなかったけど、監督の意図があったのかなー。
その地域の方言に不慣れな俳優さんが、稽古してしゃべっても、NHKの朝ドラみたいに、
とってつけたような、不自然極まりない演技になってしまいます。

そんなんでは、かえってつまらないものになってしまいますからねー。
この映画では、これで良かったと思います。

ただ、超常現象の謎の調査だとは言っても、隕石の穴とか重力異常なんてのは、浮いていて、物語の展開とは、ミスマッチだったと思いました。

それから、 黄泉がえり の起こる地域の丁寧な描写には、原作者・梶尾真治さんの、地元に対する思い入れ、と云うか愛着のようなものが感じられましたよ。

何年か先に、続編「黄泉がえりagain」が映画で公開されるのを期待しています。

黄泉がえり のネタバレふうな感想や解説など

少しどころか、ネタバレ! が過ぎてしまいました!。
ネタバレ を好まない方は、素通りしてくださいねー。

この物語の原作者・SF作家・梶尾真治さんの解説をまじえて書きますと、

ある日を境に( これはお盆を意味していると思いますねー ) 熊本市を中心とするエリアで、死者が蘇り、帰宅するという現象が多発します。

ゾンビ!のような状態ではなく、です、生前のままの姿で、です。

これです!これが、この映画をオドロオドロしく、していない核心だと思います。

亡くなった年齢で蘇るので、若くして世を去った父親より子どものほうが
年齢が上だと云うこともあったりします。

それに病死していても、蘇ってきたときには健康な状態だとかね。
で、この現象が発生するのは熊本市を中心とした限定した地域なんですね。

よみがえった人々は、この地域から出ることが出来なくて、出た瞬間に消失し、再び限定された地域内の、どこかに出現するという、あんばいですわー。

行政側もほっとくわけにもいかず、重い腰をあげ対応に乗り出します。

そこで主人公である、厚生労働省職員の川田平太は、黄泉がえり現象の謎を探るため、自分の生まれ故郷でもある熊本にやってきますのやー。

川田平太はそこで亡き親友・俊介の婚約者で、幼馴染みでもある 橘葵 とも
再会するんですけどね・・・。

その頃、この地域では、よみがえってきた人たちのことを 「黄泉がえり」 と呼び始めるのです。

調査の段階で、「黄泉がえり」には、いくつかの条件があることがわかってきます。
誰もが黄泉がえってこれるわけではないのですね・・・。

その条件とは、その死者のことを慕っていた人、愛していた人が存在しないとダメです。
どうも人間の想い!が死者を黄泉がえらせる!ようなのですね・・・。

黄泉がえさせるには、亡くなった人の形代(かたしろ)、遺髪、爪、へその緒、骨など体の一部も必要です。
これらは、地域の外から持ち込んでも大丈夫らしいとかねー・・・。

「ヨミガエリ」と名付けられたこの現象は、さまざまなところで人が心に抱いていた思いを呼び起こすきっかけとなるんですが。

こうして、主人公の川田平太は、黄泉がえり現象の謎を調査していく中で、黄泉がえり現象の発現に必要な要素が、だんだんと解ってきますのやー。

そして秘め続けてきた想いを押し隠し、 俊介 を黄泉がえらそうと奔走しますぞー。
そして物語のラストでは、還っていく 葵 にも思いを伝えることに成功するんですよー・・・。

そうです!!、橘 葵 も、実は黄泉がえりだったんですよー、怖いような・・・怖さの実感が無いような、怖さですねー。

橘 葵 は、黄泉がえり現象が始まった直後に転落事故で死亡し、更にその直後に平太の思いにより黄泉がえっていたんですわー。

このため周囲はおろか、橘 葵 本人でさえ死亡していた事実に気づかず、還るまで市役所に勤務したり、1人暮らしを続けたりしているんです。

思えば、怖い怖い!ですねー、いいえいいえ!幽霊やゾンビの怖さではなくて、人の心残り、未練の怖さですけどね。

そんな中、対応に右往左往する行政、社会は、どのように反応したか、そして「黄泉がえり」を迎えた熊本の人々は、この事態をどう感じたか。
いろいろな状況を想定して仮想空間で実現させてみた物語と云えるのではないでしょうか

その意味であいまいさが残る映画になって、この映画の主張が見えてこなかった!と云う、批評があることには納得ですわー!。

原作者としては "泣けるホラー" にと云う意図はなかったそうですよー。

原作者の梶尾真治さんの話を紹介しますと、

「映画化もされたので認知が広がりましたが、夕刊に連載されていたときから「黄泉がえり」は話題にされることが多かったと思います。
空想ホラ話ですので、よりリアルに読んでいただこうと、新聞読者の方がよく知っている市役所やホテル、町名や施設名をそのまま出しています。
それがうまくはまったのかな、と思います」

とも云っておられました。

最後に黄泉がえった人々は、地震災害から熊本を守るために自分たちを犠牲にして、皆消えてしまいました。
ただ一人を除いて・・・。

黄泉がえり 動画の主な俳優さん・声優さん

監督 - 塩田明彦
脚本 - 犬童一心、斉藤ひろし、塩田明彦
原作 - 梶尾真治:(「黄泉がえり」新潮社刊)

俳優さんは

川田平太
演 - 草彅剛
主人公で、厚生労働省厚生科学課勤務の生真面目な性格。
役名は原作由来だが、役柄・性格は原作とは異なっている。
映画では東京在住だけど、黄泉がえり現象調査のため故郷でもある現地に派遣され、
亡き親友・俊介の婚約者で幼馴染みでもある葵と再会する。
業務を進める中で現象の深層に迫り、発現に必要な要素を知ることになる。
秘め続けてきた想いを押し隠し、俊介を黄泉がえらそうと奔走する。
物語ラストで、還っていく葵に思いを伝えることに成功した。

橘葵 - 竹内結子
平太の幼なじみで、本作のヒロイン。
地元の役場に勤務し、明るく過ごしているものの、婚約者の死を受け入れられずにいる。
平太と再会し、彼への思いと、俊介が黄泉がえってこないことの意味に苦悩している。
実は彼女も黄泉がえりなんですわー。
黄泉がえり現象が始まった直後に転落事故で死亡し、更にその直後に平太への
思いにより、黄泉がえっていたんです。
このため周囲はおろか本人でさえ死亡していた事実に気づかず、還るまで市役所に
勤務したり、1人暮らしを続けたりしていたという設定ですわ。

俊介 - 伊勢谷友介
平太と葵の幼馴染み。葵にプロポーズして婚約した後、海の事故で死亡。
終盤では平太が彼を黄泉がえらせようと肉体の一部を境界線内に持ち込む。
しかし、肝心の黄泉がえってほしいという気持ちがなかっためか登場しなかった。

斉藤幸子
演 - 伊東美咲
聾学校教諭。聾者で体が弱かった母が自分を出産した後に亡くなったことを、
ずっと気に病んでいた。
しかし母と再会し、感謝の思いを伝えることが出来たんです。

斉藤医師
演 - 田中邦衛
葵がカウンセリングを受けている医師で、幸子の父。
突然黄泉がえった妻に、微笑みながら手話で話しかけるシーンが印象的ですよ。

斉藤園子
演 - 忍足亜希子
斉藤医師の亡き妻であり、幸子の母。
命の危険を冒して娘・幸子を出産した、強い意志の持ち主。
黄泉がえった後、生前にできなかった幸子との再会を果たす。

玲子
演 - 石田ゆり子
夫を亡くした後、幼い娘を抱え、ラーメン屋を営んできた。
周平と再会したものの、脳出血で倒れてしまう。

周平
演 - 哀川翔
玲子の夫で、男気の強い性格。喧嘩の仲裁に入り、巻き添えで死亡。

中島英也
演 - 山本圭壱(極楽とんぼ)
玲子のラーメン屋でアルバイトをしている青年で、玲子を慕っていて家族同然
の関係となっている。黄泉がえった周平に玲子と娘を託された。

中島優一
演 - 東新良和(ジャニーズJr.)
14歳で病死した英也の兄。黄泉がえりを果たし、人間的に足りない部分の多い英也を
正しい方向へと導いた。またこの最中で誕生日を迎え、15歳になる
(厳密には誕生日の直前に黄泉がえったため、この世にいた時間は15年より少ない)。

山田克典
演 - 市原隼人
イジメを苦にして自殺した中学生。
葬儀の最中に黄泉がえり、生前にお互い好きだった直美と気持ちを通じ合わせた。

森下直美
演 - 長澤まさみ
克典の同級生で、小学校時代から彼のことが好きだった。
強い願いにより、克典を黄泉がえらせる。

RUI
演 - 柴咲コウ
2年間、音楽活動が確認されていなかったため、死亡説まで出た歌姫。
2年前に喪った恋人が黄泉がえったため、活動を再開し、物語の終盤でコンサートを開く。
原作のマーチンに相当するが、設定が異なる。
映画の開始時点では彼女が黄泉がえりであるようなミスリードが交えられているが、
コンサートシーンで黄泉がえっていたのはSAKUの方だったことが判明する

SAKU
演 - 村井克行
RUIの恋人で、キーボード奏者。

内藤勝雄
演 - 三島圭将
半世紀前に、森で友達と遊んでいて行方不明になった少年。
その時のままの姿で、年老いた母親の前に姿を現す。
映画では彼が最初の黄泉がえりとして確認され、平太らが事件の調査に
乗り出すきっかけとなる。平太に黄泉がえった者が消えてしまう期限を教えた。

内藤サキ
演 - 北林谷栄
勝雄の母親。

梶原
演 - 寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)
県庁職員として平太を補佐する。

津田春雄
演 - 高松英郎

津田嘉子
演 - 加茂さくら

神崎
演 - 清水章吾

その他
工藤俊作、井田國彦

あとがき

黄泉がえり は、2003年1月18日に公開されたそうで、かなり古い作品だと
いえますが、当初公開期間は3週間の予定だったとか。

しかし視聴者の感動が口コミで広まり異例の動員を記録したそうです。
最終的に3か月以上のロングラン大ヒットとなり、興行収入は30.7億円を記録したと書いてあるのを読みました。

物語の基本設定や登場人物の名前などは原作どおりだそうですが、
原作にあったSF要素を排して、叙情性を重視した物語に
脚色されているとのことでしたよー。
このあたりは、原作を読んでいないので、何とも比較ができないのですが。

原作や予告編、ネタバレなどで、あらかじめ予備知識をもって視聴するのが
良いか否かは、観る人によって意見の分かれる事だと思います。
僕はこだわりはないのですが。

それに、物語の中で、益城町下を走る布田川活断層の熊本市寄りの場所で、
「震度7以上の揺れ」が起きる!!!と云うくだりがあるんですが、
その場所で、実際に熊本地震が2016年に起きたのには、地質学的に地震が
起きる場所だったとしても、一寸ばかし、まさかの予言だったか!と、
おどろきましたよ。

2008年にスティーブン・スピルバーグ監督の映画制作会社ドリームワークスが
リメークする権利を購入したそうで、どんな映画にリメークされたのか、
それはそれで楽しみですねー、日本でも公開されているんですかねー?、
こんど調べておきますよー。

7月1日から熊日夕刊で梶尾真治さんの連載『黄泉がえりagain』が始まっています。
数年後小説になって、また映画化されるかもしれませんね。

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