１９８６年度の講談社児童文学 新人賞入選作品なんですね。
児童文学作品は書かれるモノに悪意が無いと云うか上質な感じがして、
わたしは大好きなんです。
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ネタバレふう解説など
大好きな人間のリエちゃんと岐阜県で暮らしていた黒猫のルドルフは、
ひょんなことから長距離トラックの荷台に迷い込み、気付けば、東京の江戸川でした。
そこでルドルフは人間の文字を理解する教養のあるボス猫・イッパイアッテナと出会います。
二匹は意気投合して、ノラ猫生活を始めることになりますよー・・・。
イッパイアッテナはルドルフを岐阜に帰らせる方法は無いかと考えつつ、ルドルフに字の読み書きを教えたりするんですねー。
ところでネタバレですが
” イッパイアッテナ ”ですが、
私は最初は、” いろいろな事が一杯あってなー ” の意味だと思っていました。
ところが違っていました。
飼い猫だった時の呼び名は「タイガー」だったんですが、飼い主が引っ越しをして以来、野良猫になっったんです。
野良猫になってからは、猫仲間たちからは「ステトラ」、警察官からはは「ドロ」、魚屋は「デカ」、
学校の給食室のおばさんは「ボス」、おばあちゃんは「トラ」と、いろんな名前で呼ばれていたんですわー。
それで、ルドルフに最初に会った時に「俺の名前はいっぱいあってな・・・」話したもんですから、
ルドルフが「イッパイアッテナ」という名前なんだー！と勘違してしまいます。
以後ルドルフから ” イッパイアッテナ ” と呼ばれることになった訳です。
なんで、日本語の読み書きができるのか！、それは観てからのお楽しみです。
あとがき
私はモー大人ですが、こうしたアニメは好きです。
冒頭に書きましたように、悪意の無い質の高さが魅力です。
大人になって忘れかけている” 無垢の純粋さ ”に戻れ、非日常の時に誘ってくれる！そんな気がしますから。
特に特にですよー、一人酒の” 友 ”にして好きなビールを飲む！。
” 友 ”として最良のアニメさんです。